こんにちは、iPadブロガーのshotaです。
先日、今年に入ってから噂され続けていた「新型のiPad Pro」がついに発表されました。

外観こそ変わらなかったものの、とてつもないアップデートを果たしました。
噂を耳に入れ、iPad Proの購入を検討していた方にとっては、「ん?これどうなの?買って良いの?」と悩む内容だったとは思います。
そこで今回は、iPadの購入に悩んでいる方へ向けて「2021年版最新のiPad Proは今が買い?まだ待つべき?」というテーマでお話して行きます。
よければ最後までお付き合いください。

2021年版最新のiPad Proは今が買い?まだ待つべき?

今回は新型iPad Proについて「待つべき人」「買うべき人」「いらない人」の3つでお話しして行きます。
順番に解説して行きますね。
セルラーモデルを購入予定の人
セルラーモデルを購入予定の人は、今回は見送りで良いでしょう。
後ほど紹介しますが、今作の新型iPad Proは、最新の通信システム「5G」を搭載しました。
5Gモデルを使いたい人は『電波が良くなったのを試したい』と思うはずなので、sub6の5Gでは力不足です。
本当に欲しくて仕方ないなら止めませんが、sub6の5Gは勿体無いので今は買い時じゃないですね。
Wi-FiモデルでSidecarを使う予定の人
Wi-Fiモデルにする予定の人は、新型iPad Proを買って良いと思います。
Wi-Fiは最新の高速通信「Wi-Fi 6」に対応しているためWi-Fiによる通信速度がめちゃめちゃ快適です。(ルーターもWi-Fi 6対応に限る)
また、今回のiPad Proは12.9インチに限り、Liquid Retina XDRというとにかく綺麗に映るディスプレイになってるので、Sidecarとの相性も抜群。
個人的にはMacBook Airとの2台持ちがおすすめですが、既に持っているMac製品と一緒に使うのも良いでしょう。
今まで買い時を検討していた人にとっては、すごく価値のあるアップデートだったと思います。
2018年以降のiPad Proを持ってる人
iPad Proが今の形になったのが2018年のアップグレードからです。
僕が購入したのも2018年モデルのiPad Pro11インチで、その頃と比べるとスペックはだいぶ上がっていますが、現状そこまで不満が起きてません。
正直なところ新しいiPad Proは欲しいのですが、新しいの買う必要ある?と聞かれれば、買う必要はないんですよね。

4Kの映像をバリバリ編集するぜ!
という方や、「写真の編集」を行う方は最新のスペックが上がったiPad Proの方が良いとは思いますが、それ以外の方は買い替えの必要はないでしょう。
2021年版新型iPad Proの良いとこ惜しいとこ


後半では「2021年版の新型iPad Proの良いところ&惜しいところ」をご紹介して行きます。
良いとこ:M1チップ搭載で動作が快適
良いとこ:ストレージが最大2TBに
良いとこ:ポートとカメラが大進化
惜しいとこ:5Gがミリ波ではなくsub6
惜しいとこ:12.9のみLiquid Retina XDR
惜しいとこ:純粋に値段が高ぇ
こちら3つずつお話しして行きますね。
良いとこ:M1チップ搭載で動作が快適


なんと、Macにしか搭載されていなかった「M1チップ」がiPad Proにも載りました。
Apple曰く、M1チップを搭載したiPad Proは、1世代前のiPad Proよりもスペックが50%も向上した様です。
これがどのくらいやばいかって、4K動画の編集もサクサク出来るし、パソコンでも高負荷な作業でもラクラク動作します。
これこそが「Pro」スペックのiPadだなぁと思わされるアップデートです。
良いとこ:ストレージが最大2TBに


今までは最高1TBだったストレージが、2TBまで増設出来る様になりました。
実際の現場で働く人たち向けのアップデートとなっており、2TBあればより多くのデータを保存出来ます。
画像や動画を本体に保存する人にとって容量は重要な要素なので、容量の増加は意外と嬉しい人が多いかもしれませんね。
僕はiCloudに契約しているのと、そこまで動画を取らなくなったであまり容量は必要ありませんが、2TBは嬉しいです。
良いとこ:ポートとカメラが大進化


今回のiPad ProはUSB-Cポートが最大で40Gbps、カメラが超広角カメラが乗りました。
2018年モデルのiPad Proを持ってるので正直要らないかなぁと思ってたのですが、カメラとポートの進化には流石に驚きました。
惜しいとこ:5Gがミリ波ではなくsub6


おしいところ1つ目は、先ほども少し触れた、5Gが最大速度を出せる「ミリ波」ではなく「sub6」という点です。
5Gのミリ波とsub6について簡単に解説すると、下記のようになります。
・ミリ波とは?
→30Ghz〜300Ghzの周波数帯で、要するに超高速通信に超低遅延、多数同時接続が可能なすんごい電波
・sub6とは?
→3/6Ghz〜6Ghzの周波数帯で、4Gとそこまで変わらない電波
sub6も4Gと比べると高速通信や低遅延なのですが、ミリ波と比べると圧倒的に劣ってしまうんです。
今回のiPad Proには搭載されませんでしたが、アメリカ版のiPad Proには搭載された様なので、次のアップデートではミリ波対応のiPad Proが発売されるかもしれません。
惜しいとこ:12.9インチだけLiquid Retina XDR


今回のiPad Proは、12.9インチのみ「ミニLEDバックライト」が採用された『Liquid Retina XDR』というディスプレイになってます。
簡単に説明するとLiquid Retina XDRによって「暗いところはより暗く、明るいところをより明るく」表現できる様になりました。
色の表現が出来る幅が広がり、解像度もあがっているため、4K動画や画像を編集する際に、iPadの画面でも鮮明に見ることができます。
ただ、どうして11インチには搭載してくれなかったのか…そこも差別化していくのかな…と思いました。
惜しいとこ:純粋に値段が高ぇ


最後になりますが、純粋に値段がたけぇです。
見やすい様に下記に料金表を貼っておきますが、12.9インチの2TBはなんと驚きの28万円…!!! (値段は税込価格)
ストレージ | Wi-Fi | Wi-Fi + Cellular |
---|---|---|
128GB | 94,800円 | 112,800円 |
256GB | 106,800円 | 124,800円 |
512GB | 130,800円 | 148,800円 |
1TB | 178,800円 | 196,800円 |
2TB | 226,800円 | 244,800円 |
ストレージ | Wi-Fi | Wi-Fi + Cellular |
---|---|---|
128GB | 129,800円 | 147,800円 |
256GB | 141,800円 | 159,800円 |
512GB | 165,800円 | 183,800円 |
1TB | 213,800円 | 231,800円 |
2TB | 261,800円 | 279,800円 |
正直高いです。
プロ仕様のiPadなので値段が上がるのは仕方がありませんが、普通にMacBookが買える値段なんですよね…
Wi-FiモデルのiPad Pro12.9インチは買い!


iPadブロガーの僕としては、今回の新型iPadでどれが一番買い?と聞かれたら、12.9インチの256GBだと答えます。
理由としては、iPad Pro12.9インチが一番アップグレードしていますし、何より個人的には「Sidecar」の利用が多いからです。
今回のiPad Proはそれくらい素晴らしいものに仕上がっています。
ただ、僕は今回は見送る予定です。
買うとしたら、新型のMacBook Airがめちゃめちゃアップグレードされた時かな、と思います。




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