こんにちは、在宅ブロガーのshota(@shota_drums)です。
在宅ワーク環境を快適にするスタンディングデスク。
デスクにしては少々値が張るので、購入にはすごく悩むと思います。
僕も以前はスタンディングデスクの購入に悩んでいた一人でしたが、FlexiSpotさんの製品をいくつか実際に使用する機会をいただけたので約半年ほど使い比べてみました。
そこで本記事では、僕が実際に使ってみたFlexiSpot「E7」「E7 Pro」「E8」の3機種について、スペック比較や使用感などを比べて行きます。

どの機種を買おうか迷っている…違いがあれば教えてほしい…
という方の参考になれば幸いです。
FlexiSpot E7 | FlexiSpot E7 Pro | FlexiSpot E8 |
---|---|---|
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FlexiSpot E7、E7 Pro、E8のスペック比較


簡単にFlexiSpot E7、E7 Pro、E8のスペックを比較して行きます。
種類 | E7 | E7 Pro | E8 |
---|---|---|---|
価格(税込) | 51,700円 | 55,000円 | 60,500円 |
リモコン操作 | タッチパネル | タッチパネル | タッチパネル |
機能 | 上下ボタン 高さ記憶 リモコン操作ロック 障害物検知 | USB-Aポート 上下ボタン 高さ記憶 リモコン操作ロック 障害物検知 | USB-Aポート 上下ボタン 高さ記憶 リモコン操作ロック 障害物検知 |
フレームタイプ | T字 | コの字 | T字 |
フレームの形 | 四角 | 楕円 | 四角 |
フレームの色 | ブラック ホワイト | ブラック ホワイト | ブラック ホワイト |
耐荷重 | 最大125kg | 最大100kg | 最大125kg |
脚幅調整範囲 | 110〜190cm | 110〜190cm | 110〜190cm |
昇降範囲 | 58〜123cm | 60〜125cm | 60〜125cm |
対応天板サイズ | 幅120〜210cm 奥行き60〜80cm 厚み≥2cm | 幅120〜200cm 奥行き60〜80cm 厚み≥2cm | 幅120〜200cm 奥行き60〜80cm 厚み≥2cm |
選べる天板 | 天板なし 長方形天板 カーブ形天板 ハイグレード天板 | 天板なし 長方形天板 カーブ形天板 ハイグレード天板 | 天板なし 長方形天板 カーブ形天板 ハイグレード天板 |
こちらの表をもとに、
- 値段の違いはどう?
- 組み立てのしやすさはどう?
- 見た目の違いはどこ?
- 耐えられる重さの違いは?
- 機能の違いはどこ?
- 音の違いはどう?
- デスクの揺れはどう?
- 天板の種類はどう?
上記の順番で解説しますね。
値段の違いはどう?
値段に関してはE7が一番安く、E8が一番高い。E7 Proが中間です。
種類 | 価格(税込) |
---|---|
FlexiSpot E7 | 51,700円 |
FlexiSpot E7 Pro | 55,000円 |
FlexiSpot E8 | 60,500円 |
このあたりの価格差は、今後比較する部分での検討対象になると思うので、引き続き下記もご覧ください。
組み立てのしやすさはどう?
組み立てのしやすさは、E7とE8が同等、E7 Proが少し難しい。と言った感じでした。
E7 Proの組み立てが少し難しい理由は、足部分を脚フレームに取り付ける際のバランスにあります。


E7 Proはコの字型フレームを採用しているので、足の部分の重心のかかり方が偏ってしまいます。


逆にE7やE8はT字フレームでバランスが中心によるので、組み立ても比較的簡単でした。
女性一人で組み立てるのであれば、E7やE8の方が若干組み立てやすいと思います。
見た目の違いはどこ?
見た目の違いは大きく2種類あり、支柱のデザインと脚フレームのデザインです。
種類 | 支柱 | 脚フレーム |
---|---|---|
FlexiSpot E7 | 四角 | T字 |
FlexiSpot E7 Pro | 四角 | コの字 |
FlexiSpot E8 | 楕円型 | T字 |
支柱と脚フレームの違いは下記の通り。
FlexiSpotの支柱2種類




支柱部分のデザインは部屋やデスク周りのデザインにも関わってくる要素なので、好みが分かれると思います。
僕が使っているデスクは四角支柱なのですが、黒なら四角、白なら楕円の方が合いそうですね。
FlexiSpotの脚フレーム2種類




フレームはデスクの耐久度と、部屋やデスクのデザイン、天板背面に取り付けるアクセサリーのポジションに関わってきます。
デスク前面に引き出しや収納トレーを配置したいなら「コの字フレーム」が合い、デスク後面に配線トレーを取り付けたいなら「T字フレーム」がオススメです。
耐えられる重さの違いは?
耐荷重については、E7とE8が最大125kgまで、E7 Proが100kgまでとなっています。
種類 | 耐荷重 |
---|---|
FlexiSpot E7 | 最大125kg |
FlexiSpot E7 Pro | 最大100kg |
FlexiSpot E8 | 最大125kg |
E7 Proはコの字フレームを採用しているため、E7、E8と比べると若干重さに弱いです。
ただ、デスクの上に100kg以上も何かを置くことは少ないと思うので、十分といえば十分。逆にモニターやPC本体を置いたり、重量のあるものを載せる場合にはE7やE8の方が適しています。
一応参考程度に、僕のデスク上の重量を記載しておきますね。


- モニター&アーム:約9kg
- キーボード回り:約1kg
- iPad&MacBook&スタンド:約4kg
- デスクライト&GRID:約1kg
- デスク下トレー:約2kg
- デスク下収納トレー:約2kg
上記の通り、重くても大体20kgくらいです。
ここにスピーカーやらタワーPCやらを載せても30kg程度なので、耐荷重はそこまで気にしなくても良いかなぁと思います。
機能の違いはどこ?
機能面での違いは大きく2種類あり、一つは「USB-Aポートの有無」もう一つは「昇降範囲」です。


種類 | USB-Aポート | 昇降範囲 |
---|---|---|
FlexiSpot E7 | なし | 58〜123cm |
FlexiSpot E7 Pro | あり | 60〜125cm |
FlexiSpot E8 | あり | 60〜125cm |
E7に関してはUSB-Aのポートがなく、E7 ProやE8と比べると2cmほど昇降範囲が低くなっています。
個人的にはここが上位3機種を選ぶポイントかなと思っていて、USB-Aポートが欲しいならE7 ProやE8。ポートはいらないので安く抑えたいのであればE7がオススメです。
音の違いはどう?
音の違いについてですが、元バンドマンの僕が聞くと「どれも違った音質」のように聞こえます。
音量に関しても若干の差がありました。僕の耳で感じた音の静かさでランキングをつけるのであれば下記の通り。
- FlexiSpot E8
- FlexiSpot E7 Pro
- FlexiSpot E7
ほぼ僅差ですが、E8が一番静かに聞こえて、一番大きいかなと感じたのはE7でした。
ただ、本当に僅差でした。どの音も気にならない程度です。
FlexiSpot E7の音は上記の動画より確認してみてください。
デスクの揺れはどう?
デスクの揺れに関してはどれもほとんど同じでした。
デスクの高さと揺れるものを中心に表で比較してみます。
種類 | 60cm | 90cm | 110cm |
---|---|---|---|
FlexiSpot E7 | 揺れない | アーム付きモニターが揺れる | アーム付きモニターが結構揺れる |
FlexiSpot E7 Pro | ほぼ揺れない | アーム付きモニターが揺れる | アーム付きモニターが結構揺れる |
FlexiSpot E8 | 揺れない | アーム付きモニターが揺れる | アーム付きモニターが結構揺れる |
上記の通り「揺れ」を表現しましたが、どの高さでも「普通にマウス操作してタイピング」する程度でしたら、そこまで大きな揺れは感じないと思います。
僕の場合はハードタイパーなので、バチボコタイピングしてるとモニターアームに付けたディスプレイがフワフワ揺れます。とはいえ僕はそこまで気になりませんでした。
天板の種類はどう?
上記機種3つの天板に関しては、どれも同じものが使えるようになりました。
種類 | 選べる天板 |
---|---|
FlexiSpot E7 | 天板なし 長方形天板 カーブ形天板 ハイグレード天板 |
FlexiSpot E7 Pro | 天板なし 長方形天板 カーブ形天板 ハイグレード天板 |
FlexiSpot E8 | 天板なし 長方形天板 カーブ形天板 ハイグレード天板 |
今まではE8シリーズのみに「竹天板」が採用されていましたが、E7、E7 Proなどの上位機種では竹天板も選べるようになっています。
また、上位3機種はフレーム脚のみの購入も出来るので、天板は自分で用意したい方は天板はオプションから外しましょう。
天板の確認はこちら!
各FlexiSpotがおすすめな人


それでは、一通り情報が出揃ってきたので、各FlexiSpotがおすすめな人についてお話しして行きます。
FlexiSpot E7がおすすめな人


FlexiSpot E7がおすすめな人は下記の通りです。
- 上位機種狙いだけど価格は抑えたい人
- USB-Aのポートは必要ない人
- 昇降範囲が58-123cmで十分な人
- 音が気にならない人
- デスクに重いものを載せる人
- デスク背面の前と後ろにトレーを取り付けたい人
- 四角支柱でT字デザインが好みな人
中でも僕が気にする箇所は赤文字の3点で、3機種の中で価格を抑えたいならFlexiSpot E7一択ですね。
ただ、USB-Aポートが便利で使いやすそう、って人だったり、支柱や脚フレームのデザインが好みではない場合は、他の機種を選ぶ方が良いでしょう。


ちなみに僕がメインで使っているのはFlexiSpotのE7ですが、使い勝手に関しては他の2機種と比べても全く遜色ないです。
E7のレビュー記事はこちら!


FlexiSpot E7 Proがおすすめな人


FlexiSpot E7 Proがおすすめな人は下記の通りです。
- USB-Aのポートが欲しい人
- 昇降範囲が60-125cmがちょうど良い人
- 天板下前面にトレーや引き出しを取り付けたい人
- コの字フレームのデザインが好みな人
- デスクの上にあまりものを置かない人
中でも、特にE7 Proが刺さるなぁと思う人を赤文字にしました。
USB-Aのポートついていると便利ですし天板下に引き出しなどをたくさん取り付けたい、と考えている人はE7 Proとの相性が抜群。


コの字フレームは部屋をスッキリした印象に魅せますので、インテリアとしての効果もありますね。
E7 Proのレビュー記事はこちら!


FlexiSpot E8がおすすめな人


FlexiSpot E8がおすすめな人は下記の通り。
- 価格を気にしない人
- USB-Aのポートが欲しい人
- 昇降範囲が少しでも高く欲しい人
- 少しでも昇降音を抑えたい人
- デスクに重いものを載せる人
- デスク背面の前と後ろにトレーを取り付けたい人
- 楕円支柱でT字デザインが好みな人
特におすすめなのが「USB-Aポートが欲しい人」「昇降音を抑えたい人」「デスク下にトレーを取り付けたい人」で、E7よりも良いものが欲しい人はE8を買っておけば間違いないです。
ただ、E7とE8を比較した時に「支柱のデザイン」が違うので、どちらが好みかで選ぶと良いでしょう。




楕円の支柱の方がマイルドな印象なので、ホワイトカラーと相性が良さそうです。
E8のレビュー記事はこちら!


FlexiSpotを選ぶ際の5つの注意点


最後に、FlexiSpotの購入を検討している人へ向けての注意点をお話しして行きます。
- 自分が欲しい機能に合わせて買う
- 組み立てを手伝ってくれる人が必要
- 組み立てに必要なものは事前に買っておく
- デスクマットや脚に敷くものは必須
- 電源タップとケーブル配線トレーも
①:自分が欲しい機能に合わせて買う
現在、FlexiSpotには沢山のモデルが展開されています。


今回紹介した上位機種3つのように、各FlexiSpotは少しずつ性能が違います。
上位機種ではオーバースペックだ、と感じる方は下位機種を見比べたりしてみると良いでしょう。上位機種のどれかにしたい、という方は本記事が参考になるかと思います。
②:組み立てを手伝ってくれる人が必要
組み立てに関してですが、立ち上げの際に一人ではきついので助っ人が必要だと思います。


僕は過去に3回FlexiSpotの組み立てをしてきましたが、どれも一人では大変でした。
安全策をとるなら、確実に2人がかりで行った方が良いと思います。
③:組み立てに必要なものは事前に買っておく
FlexiSpotの付属品には、組み立てで必須な「ドライバー」や「キリ」が付属していません。
なので、上記二つはあらかじめ買っておかないと組み立て時に詰みます。
ドライバーはどの家にもあると思いますが、穴あけ用のキリがある家はそうそうないです。下記のようなドライバーセットにはキリも入っているので、こちらを購入するのもオススメ。
それと、電動ドライバーも持っておくと組み立てが楽になります。
僕は下記のもので十分でした!


ただ、最近は需要が高まったせいか値上がりしているので、価格を抑えたい方はもっと安いものでも大丈夫です。
④:デスクマットや脚に敷くものは必須
FlexiSpotは脚フレームと天板を足すと、総重量50kgを超えるデスクになります。
そのため、足部分にはマットやカグスベールなど、下に敷くものを用意しましょう。
ちなみに僕らの家ではFlexiSpotが2台降り立つため、クッションフロアを敷きました。




クッションフロアは部屋の雰囲気も大きく変えつつ、床を守ることもできるので結構おすすめです。
⑤:電源タップとケーブル配線トレーも
デスク周りを整えるために、電源タップは購入した方がいいです。
そして、その電源タップはデスクを高くした際に釣られてしまうので、ケーブル配線トレーも購入しておきましょう。


ちなみに、FlexiSpotの脚フレームは金属でできているので、上記のような100円均一で揃えられるものでも簡単にトレーを作ることが出来ます。
僕は配線をしっかり隠したかったので、下記の配線トレーを購入しました。






FlexiSpot E7、E7 Pro、E8 比較まとめ!


今回はFlexiSpotの上位3機種「 E7、E7 Pro、E8」を比較しつつ、各FlexiSpotがオススメな人についてご紹介してきました。
この3機種についての違いはほぼ僅差で、USB-Aポートやデザインの差しかありません。
選ぶとなると非常に難しいところではありますが、本記事の内容を参考に自分にあったFlexiSpotスタンディングデスクをお選びいただけますと幸いです。
それでは、今回は以上になります。
E7のレビュー記事はこちら!


E7 Proのレビュー記事はこちら!


E8のレビュー記事はこちら!


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