毎年のアップデートでバッテリー持ちが改善されるiPhoneですが、未だに充電の縛りからは解放されていません。少しでも楽に充電すべく導入したいのがMagSafe対応のモバイルバッテリー。
今回紹介するのは、Ankerから発売された新作のMagSafeモバイルバッテリーで、前モデルより順当にスペックアップしました。性能や使用感中心にレビューしていくので、ぜひ最後まで見ていってください。
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目次
Anker 321 MagGo Batteryの特徴
まずはAnker 321 MagGo Batteryの特徴から、簡単に紹介します。
Anker 321 MagGo Batteryの充電スピードは最大7.5Wです。このスピードはiPhone 13 Pro MAXを3時間程度で0%から50%ほどまで回復できます。
このサイズで7.5W出力
前モデルが5Wだったため、比べると順当なスペックアップを果たしています。世の中にあるモバイルバッテリーの中でも7.5W対応のものはまだ少ないため、希少性は高いです。
Anker 321 MagGo Batteryは5000mAhの容量を持ったモバイルバッテリーながら、あまり大きすぎず、コンパクトに収まっています。
iPhone 14につけるとこんな感じ
他のMagSafeモバイルバッテリーは、容量を少なくしてコンパクトにしたり、容量はそのままにスタンドなどの機能をつけて差別化を図っていますが、本製品は純粋な技術力で小さくしている点が非常に高得点です。
Anker 321 MagGo Batteryには5000mAhのバッテリー容量を持ちます。これは、iPhone 13 Pro MAXを約50%ほどまで回復できる容量です。
このサイズで5,000mAh
100%まで回復したい、というニーズの方には物足りないですが、出先で電池が無くなってしまった時なんかにちょっとでも充電を回復させたい。なんて時にドン刺さりします。
その他、詳しい製品情報は下記サイトをご覧ください。
Anker Japan 公式オンラインストア
Anker 321 MagGo Battery (PowerCore 5000) | ワイヤレス充電器の製品情報
Anker 321 MagGo Battery (PowerCore 5000) ならAnker (アンカー) Japan 公式オンラインストア。マグネットでピタッとくっつくMagSafe対応iPhoneシリーズ専用アクセサリー…
Anker 321 MagGo Batteryの使用感
ここからは、実際に使ってみた感想を中心に紹介します。
コンパクトさが絶妙。とても良き
数年前までは「モバイルバッテリーといえば大容量でケーブルに刺すもの」という概念が主流だったと思いますが、MagSafeモバイルバッテリーの登場で、その空気感もだいぶ変わったかと思います。
その中でも特にコンパクトなのが本製品、このコンパクトさが絶妙で、スマホにつけた状態でモバイルバッテリーごと握っても嫌な感じがしません。
モバイルバッテリーごと持ってもイケる
そもそも存在感のスマホに、物理的な大きさのあるモバイルバッテリーをつける時点で重い。という前提は置いておいて、それでも充電したい。という衝動的な欲求は大変満たされる理想的なサイズです。
数種類のモバイルバッテリーを使ってきましたが、持って使うなら本品が一番軽いので、なんだかんだでよく使っています。
軽いは正義。とはいえ重い
Anker 321 MagGo Batteryは、MagSafeモバイルバッテリーの中でも結構軽いです。
前モデルは133g
本製品は123g
100gを超えると一般的なスマホ並みの重量ですが、最近のモバイルバッテリーは平気で200gを超えたりする中、この重さに収まっているのは大変企業努力を感じます。
軽いモバイルバッテリーは少なからず存在するものの、MagSafeで7.5W出力のモバイルバッテリーとなると、現状本製品が最高峰であると思います。
前モデルのレビュー記事はこちら
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早いは正義。とはいえ遅い
Anker 321 MagGo Batteryは前モデルから順当にスペックアップを果たし、充電スピードは5Wから7.5まで上昇しました。
7.5Wは早い。でも有線と比べるとまだまだ遅い
今まで3時間かかっていたものが、2時間30分くらいで充電できるくらいの感覚です。若干のスペックアップでも嬉しい人には嬉しいことでしょう。
ただ、僕としては急速充電のラインである15Wを超えるかどうかの方が重要な問題だと思うので、正直まだちょっと物足りなさを感じます。こればっかりは仕方ないと思います…Appleさんまだでしょうか…?
デザインは前モデルの方が良かった
前モデルからデザインが刷新?というほどでもないけど新しくなっています。
左が前モデル。新モデルは右
さて、ここで本記事を読んでいただいている読者様に質問があります。右と左の製品、どちらの方がデザイン的に好みでしょうか?
僕はですね。奇しくも前モデルの方がかっこいいな、スタイリッシュで良いな、と思ってしまいました。思うのは自由です。僕は前モデルのデザインの方が良かった。
左が前モデル。新モデルは右
ただまぁ、ここに関しては駄々を捏ねても仕方ないので、Ankerさんの今後の動向を見守るしかありません。現モデルのデザインは僕にハマらなかった。ただそれだけのことです。
スタンドモデルとの差別化が出来てる
MagSafeモバイルバッテリーの中には背面にスタンドが付いているものもあります。
ESRのスタンド付きモバイルバッテリー
そういった製品の方が使いやすい場面もあります、例えばカフェでスマホの資料を確認しながら作業したり、動画を見たい時にはスタンドの方が役に立つことでしょう。
一方で、スタンド付きの製品はその影響で若干重量を犠牲にしている部分があります。手に持ってスマホを操作したい時には重さを感じすぎて片手で操作をするのが難しいため不向きです。
片手持ちするには重すぎる
その点、Anker 321 MagGo Batteryは片手でもギリギリ持てるくらいの重さに抑えられているため、片手持ちする場合には相性バッチリです。
みたいな感じで、片手持ちするなら本品、動画視聴用なので角度をつけたいならスタンド付き、と差別化できている点が個人的には好印象でした。
Anker 321 MagGo Batteryレビュー|まとめ
今回は、Ankerから発売されているモバイルバッテリー「Anker 321 MagGo Battery」をレビューしました。
そもそものMagSafeモバイルバッテリーの充電スタイルが発展途中ということもあり、7.5W出力はまだ物足りなさを感じますが、現時点ではサイズ、軽さ、容量、充電スピード、全てを併せ持つのは本製品かなと思います。
ゲームをゴリゴリ遊ぶ男性には容量不足かもしれませんが、スマホをあまり使わない女性や、非常用としてカバンの中に入れておくのも良さそうです。
というわけで今回は以上になります。本記事があなたのお買い物の参考になれば幸いです。
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