2年前にiPhone XからiPhone 13 Pro MAXに乗り換えたのですが、今回更にカメラ性能が良くなったりUSB-Cに対応したり、などのアップデートがなされたので、iPhoneで写真や動画を撮影しているブロガー兼YouTuberとして、人柱になるべく購入してみました。
本記事では13 Pro MAXから15 Pro MAXへ乗り換えて分かったを中心に紹介していきます。そこそこ神経質な僕が、実際に使ってみて良かった点、微妙だった点を詳しく語っていくので、ぜひ最後まで見ていってください。
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目次
iPhone 15 Pro MAXに変えて分かったこと
今回は主に「iPhone 13 Pro MAXからiPhone 15 Pro MAXに乗り換えた感想」を中心としています。
なので、Androidと比べてどうだとか、小さいモデルと比べてどうだとかには触れていません。その点ご了承いただけると嬉しいです。
①兎にも角にも、マジで軽くなった
筐体の進化とか、USB-Cがとか、色々ありますけど、結局1番進化したなと思うのが重量です。
今まで使っていたiPhone 13 Pro MAXは本体の重量が238g、ガラスフィルムをつけると約250gほどでした。一方でiPhone 15 Pro MAXは本体重量221gで、ガラスフィルム込みで230gほど。比べると20gほど軽くなっています。たったの20gですがこの違いがまぁ効いてくるんですよね。
iPhone 13 Pro MAXは254g
iPhone 15 Pro MAXは234g
スマホが机の上においてあったときに手を広げてふぁっと取るじゃないですか。この時にね、13 Pro MAXの抵抗を感じてちょっと持ち上げられないんですよ。重力を感じるというか。
15 Pro MAXも抵抗は感じるんですけど、感じつつも持ち上げられるんです。13 Pro MAXの方は持ち上がらなくて、一旦力を入れ直す。みたいな感覚があって。そこに使われる脳の処理がだいぶ和らいだように感じます。なんならいつもの力よりも、少ない力で持ち上げられるので、そのたびにちょっぴり幸せを感じています。
軽いと嬉しいよね
あと、特に20gの恩恵を感じられるのが布団で横になってる時で、横になってスマホをいじってると、普段の重力と違う方向に力が働いてるので、どうもスマホを持ちにくくなります。
13 Pro MAXの時は重くて片手持ち出来ませんでしたが、15 Pro MAXは出来ました。丸みを帯びた筐体のおかげもあるかと思いますが、軽くなった恩恵はマジでありますね。
②常時点灯は割と良い感じ
iPhone 14シリーズから搭載された機能で、スリープ中でも画面を省電力モードで薄暗く付け続けるって機能なんですけど、これがまぁまぁ良いです。
置き時計として使えるのはもちろんですが、1番良いなと思ったのはロック画面の壁紙を変える楽しみが増えたことです。
置き時計むっちゃ良い
今まではとりあえず何かかっこいい壁紙にしよ〜とか好きなやつにしよ〜とか、Appleのおしゃれなやつにしよ〜くらいでしたが、画面がずっと見えていることによって、画面に映るものも楽しみことができるんです。
中でも気に入っているのが、ゲームボーイの壁紙とiPhoneの内部を写した壁紙です。
ゲームボーイの壁紙
iPhone内部の壁紙
いや〜あの、こういうカッコいい壁紙って、なんというか、こう、ワクワクしますよね。まぁ、元々厨二病っていうのもあるんですけど、かっこいいものを見てるとテンションが上がるので、採用するに限りますね。
僕が使っている壁紙のリンクは下記になります。他にもかっこいい壁紙とか、おしゃれな壁紙知ってるよって方はぜひ教えてください。
iFixit
iPhone 15 Wallpapers
Looking to freshen up your wallpaper collection? Look no further! Here’s a collection of iPhone 15, 15 Plus, 15 Pro, and 15 Pro Max wallpapers. Enjoy!
③ゲーム性能の差はイマイチ分からない
iPhone 15 Proシリーズには、今までよりも特にゲーム性能が上がったA17 Proチップが搭載されました。このチップのおかげで、PS5などの家庭用ゲーム機で発売された「バイオハザード ヴィレッジ」や「アサシンクリード ミラージュ」などのゲームがiPhoneでプレイできるようになりました。
PS4レベルのゲームがプレイ可能に
最新機種のiPhoneでだけ出来ますよってのは分かったけど、じゃあ今までとの性能差はどないやねんってところが気になったので、僕がよく遊んでいるゲームアプリの原神で遊び比べて見ました。
ロードの長さや画面のカクカク度合い、本体背面の熱さなどを見ながら遊んでいましたが、ぶっちゃけそんな違いはありません。
左が13ProMAX、15proMAXが右
強いて言えば15 Pro MAXの方が良いか?的な感じで、PS5のゲームもプレイできるぞー!っていう割とには、既存のアプリの快適度はそこまで向上していないっぽいので、13 Pro MAXと比べて性能差を感じる要素はほぼなかったですね。
バイオじゃなくてモンハンワールドとか出てきてくれれば「おぉ!これはやばいわ!」って盛り上がれるんですけどねぇ…対応ゲームのチョイスが海外向けすぎて、僕の好みではなかったです。残念。FF16とかスマホでサクサク快適プレイってなったらもうマジで。マジで最高です。
④傷の噂の真偽はともかく、指紋は結構付く
今作のiPhoneは今までのステンレスボディを脱ぎ捨て、チタニウムボディに変わりました。変わった影響か、やけに傷が付くんですけどー!とか、知らぬまにえぐいの出来てました!みたいな、新しいiPhoneは傷が付きやすいという噂というか、そういう話が広まっていました。が、僕が使ってみた感じ、あんまり傷がついた感じはなかったです。
とはいえ。指紋はマジで付きます。
あの、ステンレスボディの時も指紋はえぐくて、ぴっかぴっかに吹き上げてもその後に触ったらすぐ指紋だらけ。という状態だったんですけど、今作のiPhoneは今までよりも指紋が取りづらく、しかも付きやすい。といった印象があります。
僕は結構指紋が付きやすいタイプなので、これがマジで困ります。指紋って、ポケットに入れたりしてるとなんやかんや拭き取られていることが多いのですが、この子はちゃんと「吹く」っていう工程を取らないと、取りきれない感じです。
ポケットに入れておけば指紋は取れる
先行レビューとかリークで挙げられてた指紋が取れなくなるのがすんごく怖いので、定期的に拭き取るようにしてます。綺麗に使うには結構努力が入りますね。
⑤カメラは微々たる差かもしれない
毎年カメラ性能が向上しているiphoneですが、劇的に変化を感じるには世代を大幅にまたがないといけません。 僕の場合2017年に発売されたiPhone Xから2021年に発売されたiPhone 13 Pro MAXに乗り換えましてその時は大幅にカメラ性能の向上を感じました。
が、1年ごし?2年ごし?に13 Pro MAXから 15 Pro MAXに変えて、カメラ性能を比べて見ましたが、なんかね、そこまでの差は感じないんですよ。
左が13ProMAX、15proMAXが右
左が13ProMAX、15proMAXが右
遠くのぼやぼやが、前よりもくっきり取れるようになってるとか、ボケ感を出すのが上手くなってるとかはあるんですけど、いうてそこまで。という感じでした。
今作のカメラの真骨頂と言えばLog撮影だったり、シネマティックモードが4kに対応したり、Proなら3倍望遠、Pro MAXなら5倍望遠だったりですが、そういうのって、カメラをガチで使おうぜって人じゃないと、あんまり使わない機能だと思うんです。普通の人だったら、というか僕は、発信者として活動していますけど、カメラに関しては本当にど素人なので、全然使ってません。
カメラ性能で買うほどではないかも
なので、カメラ性能良くなったぜ〜!うぇい!って購入しようと思っている方には、ちょっとまって、それ、多分14 Pro MAXか13 Pro MAXでも大丈夫だよ。とお伝えしておきます。
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⑥USB-Cはマジでめちゃめちゃ便利
続いてUSB-Cに関して何ですけど、何というか、正直そこまで期待してなかったんです。ケーブルが減るくらいでしょ〜とか、何か色んなアクセサリーが刺せるようになるんでしょ〜とか。実際その通り何ですけど、そこを掘り下げていったらめちゃめちゃ便利なことに気づきました。
家とか出先でMacBookとかiPadとか使っていて、充電ケーブルはUSB-Cっすよね。iPhoneも充電したくなった時に、今までであればカバンとかからガサゴソとLightningケーブルも取り出して充電する必要がありますが、USB-C一本あれば、MacBookもiPadもiPhoneも行けます。これが結構便利でした。
MacBookの充電器とケーブルを…
そのままiPhoneでも使えちゃう〜最高〜
で、次にApple Watch、出先とかでApple Watchの充電がギリギリだったり、なくなりそうになったりするときがたまにあるじゃないですか。そんな時に、モバイルバッテリーを用意するんじゃなくて、このくらいの小さなウォッチ用の充電器をiPhoneにがっと刺して、そこにApple Watchを載せれば充電ができます。このミニマルさがめちゃくちゃ最高です。
Apple Watchの充電器も刺さる…!!!
あとは、ハブがいらなくなることですね。ライトニングの時は、モニターに繋いだりUSBメモリとかに接続する際には、専用の端子や別のポートへ変換するハブが必要でした。が、USB-Cになったことで、変換が必要なくなったので、モニターであればHDMI to USB-Cのケーブルで出力できます。
ケーブル一本をモニターに直差し
USB-Cタイプのメモリもそのまま刺せます。
USB-Cタイプのメモリも直差し
他にも優先のキーボードやマウスも直挿しできますし、USB-Cから給電するタイプの、こういったMagSafeのクーラーも使えます。
MagSafeクーラーもいけちゃう!
この受け皿の解放が本当によかったです。おすすめのアクセサリーだったり、USB-Cの活用方法だったりはまた別の動画で紹介するので、それまでチャンネル登録してお待ちいただけると嬉しいです。
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⑦お風呂での使用はよりシビアになったかも
あのぉ、僕、スマホヘビーユーザーでして、起きてる時間は大体スマホの画面を見てるやばい奴なんですけど、それはお風呂でも例外じゃなくて、お風呂にも持っていきますし、濡れた手で結構触るタイプなんです。
iPhone 13 Pro MAXの時はそれでも全然筐体に傷がついたりだとか、錆びたりはなかったんですけど、今回のチタニウム筐体はまぁ水垢が残る。残る。
指紋。めっちゃ残る
さっきも説明しましたけど、何やかんやズボンのポケットに入れたりして水垢が拭き取れたりするんですけど、それが結構残ります。
本体の使用感的にはほぼ変化ないというか、問題ありませんが、筐体の水の耐久性がちょっと不安です。
僕が以前つかっていたiPhone Xの側面がそれはそれはすごい色合いに変化していまして、今作のiPhone 15シリーズはこんな感じに経年劣化していくんじゃないかなと思います。
なのであれですね。もし販売予定の方はケース必須、水回りの回避は必須ですね。お風呂に入る時は13 Pro MAXとともに入ろうと思います。
iPhone 15 Pro MAXレビュー|まとめ
というわけで今回はiPhone 13 Pro MAXからiPhone 15 Pro MAXへ変えて分かった7つのこと、というテーマでレビューをお送りしました。
個人的に思うのは、前のiPhoneよりも大事に扱わなきゃいけない。みたいな感覚が強くあります。まえのは重さがあったのはもちろんですが、その分頑丈に作られていて、傷とかもまぁつかなかったんです。でも今回のは筐体が前のよりも弱くなった印象があって、ちょっとやそっとで傷がついてしまうんじゃないかという不安がありますね。
それ以外の部分は概ねいい感じなので、今後も使い倒して、また気づくことがあればブログかYouTubeで報告しようと思います。
それでは今回は以上です。本記事があなたのお買い物の参考になれば幸いです。
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