AirPods Proはイヤーピースを変えることで様々な音を楽しむことができます。
今回紹介するSuperFineは「装着感と高音域」に対して効果的に働き、純正のイヤーピースとは違った音色を感じることが可能です。
AirPods Proの音質を変えたい人や、純正イヤーピースよりも装着感がほしい方はぜひ、本レビューを参考にしていってください。
目次
SpinFit SuperFineの特徴
まずは、SpinFit SuperFineの特徴についてサクッと紹介していきます。
SpinFit SuperFineは、ユーザーの耳の形にフィットするサイズを提供できるように、5つのサイズが選べます。
一番小さいサイズでXS、一番大きいサイズでL、の5つのラインナップ。
種類が多いので選ぶのが難しいですが、ピッタリサイズを選べば純正のイヤーピースよりもフィット感がますかもしれません。
SpinFit SuperFineの装着部分には、医療用のシリコンが使われていて、優しく耳にフィットしてくれます。
シリコン部分が結構柔らかいので、純正のイヤーピースよりも耳に異物が入っている感覚が少ないです。
SpinFit SuperFineは純正のイヤーピースに比べて、音がクリアになり、高音域が聞き取りやすくなっています。
高いボーカルの声や、シンセやギターの高音も聞こえやすくなるので、高音の楽器が好きな方や純正のイヤーピースの音が好みでない方におすすめです。
SpinFit SuperFineにはIP54の防水、防塵規格を採用しているので、AirPods Proを水などから守ってくれます。
完全な防水防塵ではないにしろ、結構なレベルで防げるので、直接濡らしたり水の中に落としたりしない限りは普通に使えます。
あわせて読みたい
IP54とは? – 防水規格 IP表記とIPコードの見方について解説
電気機械器具の外郭による保護等級のIP54について解説 – IPX, IPX4, IPX5,IP67, IPX7, IPX8, IP68
AirPods Proのイヤーピース付け外し方
STEP
純正のイヤーチップを裏返す
イヤーピースを優しく引っ張って、画像のような形にします。
STEP
イヤーピースを優しく引っ張って外す
裏返したイヤーピースの根本部分を優しめに、指の腹全体で引っ張るようにして外します。
イヤーピースを長期間使用しているとゴムが劣化して千切れる場合があるので、なるべく指の腹を使って、力が一部にかかりすぎないようにしましょう。
STEP
SpinFit SuperFineをつける
詳しい製品情報については製品販売ページをご覧ください。
e☆イヤホン
SpinFit SuperFine Mサイズ / 1ペア
【SpinFit スピンフィット SuperFine】の商品紹介レビューと販売、中古価格のご案内ページです。日本最大級のイヤホン・ヘッドホン専門店【e☆イヤホン】の通販サイト!おす…
SpinFit SuperFineの使用感
ここからは、実際にSpinFit SuperFineを使って感じたことを中心に紹介していきます。
高音が聞き取りやすくなる
このイヤーピースを使ってみて一番感動したのが音質の変化。純正イヤーピースと比べると、高音あたりがクリアに聞こえる気がしました。
女性ボーカルの高い声、ギターの高めの旋律、音域の高いドラムのシンバル。それらの音がより聞き取りやすくなってると思います。
音質の好みは人それぞれですが、低音ズンズンよりも軽めでPOPな音楽が好きな方には結構おすすめです。
僕が聞き分けの際に使った音源はこちら。
低音が若干抑えめになって、ヴィブラフォンやボーカルの高い音、ギターやシンセの高い音が聞き取りやすくなったように感じます。
また、全体的に音がクリアになった印象も受けました。
スケルトンデザインがカッコいい
音質もさることながら、デザインもイカしてます。
スケルトンデザインは最近のApple製品にはないので、逆に新鮮というか。ゲームボーイカラー世代の僕にはこのデザインが刺さってしまいました。
実はサイズ毎に色が違いまして、並べると見分けができるようになってます。
装着感は耳の状況による
肌に優しい医療用のシリコンを使っているためか、装着感は比較的良好です。
ただ、僕の耳の場合には「快適に使えるパターン」と「ぽろぽろ落ちて使いにくいパターン」がありました。
快適に使えるのは耳をよく拭いた時。僕の耳は結構湿っぽいのでですが、耳の中をささっと拭いて乾燥した状態で耳にはめるとスポットハマります。
一方で湿り気が増してくると急に浮いてくる感覚があり、しばらくするとポロッと落ちてしまいました。
耳が乾燥している人にとっては付けやすいと思いますが、僕のように湿っぽい方は相性が良くないようです。
ノイキャンの効きは悪くなる
純正のイヤーピースと比べて、SpinFit SuperFineは厚みが薄く作られているためか、AirPods Proのノイズキャンセリングの効き目が悪くなりました。
実際の音の比較が難しいので、僕の体感としてこんなもんに感じた。を書き残しておきます。
純正イヤーピースの音が掃除機の音を、紙に鉛筆で時を書く際の音レベルに下げてくれるとしたら、SpinFit SuperFineは掃除機の音をキッチンの水道でシャワーを全開に出した時の音まで下げてくれる、といった感じ
そもそもAirPods Proのイヤーピースは、AirPods Proの音を色んな角度から扱えるように調節しているため、一番バランスよく作られてます。
別のイヤーピースを使うのは、そのバランスを再構築するような感じなのでイヤーピースの種類によって得意不得意が出てきてしまうのでしょう。
ホコリと猫毛を寄せ付けやすい
シリコンの影響か、とにかくホコリが付きます。あと猫毛もすごい付きます。
シリコン素材のスマホケースとかにもホコリ結構付きますよね。あれのイヤホンバージョン。というのが簡単な説明です。
純正のイヤーピースよりもホコリがつきやすいので、こまめな手入れを心がけましょう。
もしイヤーピースが破れてしまったら
もし付け替えの際や、普通に使っていてイヤーピースが破れてしまったら、イヤーピースのみの部分を購入することもできます。
シリコンが薄いため、不慮の事故などが必ずしも起こらないわけではありませんので、念のために予備として購入しておくことをお勧めします。
SpinFit SuperFineレビュー:まとめ
今回はSpinFit SuperFineをレビューしてきました。
純正のイヤーチップと比べるとAirPods Proの性能を全て発揮するには至っていませんが、高音域が聞き取りやすくなったり装着感が増したり、しっかり上回ってる箇所もあるなと感じます。
素材の影響は好みもあると思いますので、AirPods Proの音質ちょっと変えてみたいなって方は、ぜひ一度試してみてください。
それでは今回は以上になります。本記事があなたのお買い物の参考になれば幸いです。
あわせて読みたい
【Apple信者の本音】AirPods Proを1年半使った感想『長期使用レビュー』
こんにちは、iPadブロガーのshotaです。 気づけばApple信者になり、身の回りがApple製品に囲まれる日々を過ごしています。 中でも、僕の生活を格段によくしてくれている…
あわせて読みたい
PITAKA MagEZ Case for AirPods Pro2を2週間使ってみた!
こんにちは、Apple大好きブロガーのshota(@shota_drums)です。 さてさて、今回は先日投稿したPITAKAレビュー記事の第2弾「MagEZ Case for AirPods Pro2」のレビューを…
あわせて読みたい
Nothing Ear (2)レビュー!iPhoneやiPadとの相性&イヤホン性能を解剖!
こんにちは、iPadブロガーのshota(@shota_drums)です。 皆様。大変お待たせ致しました。いや、お待たせしすぎたのかもしれません。(受け売り) というわけで本日は、新進…
コメント