こんにちは、shotaです。
学園祭の時期が近づいてきているので、学生に向けた耳コピを楽にする方法をご紹介していきたいと思います。僕は大学時代、軽音のサークルに入って、ひたすらコピーバンドをしていました。どこの世界もドラマーってのは不足しているみたいで、ドラム叩けるやついないからとりあえず呼ばれるみたいなことがなかなか多かったですね。まぁ僕はドラムを叩くこと自体が好きなので、どんなバンドでも基本的にはやってました。
そのおかげもあってか、耳コピに関しては結構得意な方じゃないかなぁと思ってます。多分学生時代で100曲はコピーしていたと思います。そもそもドラムが好きなので、学園祭等で披露する曲の他に、自分が好きで叩いてる曲とかもありますから、それも入れると150曲は余裕で超えてると思います。年間で30〜40曲くらいのペースで新曲を覚えていたと思います。それをやれって言われるときついと思いますが、好きなので...気づいたらやってました。そんな僕がご紹介する耳コピの方法をよかったら見て、参考にしていただければと思います。
目次
【耳コピ】ドラムで耳コピを楽にする方法
最初に僕がどんな方法で耳コピをしているのかをご紹介します。それがこちら。
ぱっと見で何が書いてあるかわかる人は才能ありますね。とりあえず見にくくてすいません。このままだとわかりにくいと思いますので、わかりやすく番号とか振ったものがあるのでこちらをご覧ください。
この番号を元に解説していきます。ちなみにこの曲はこれです。
ドラマーがアフロー。
①について
曲名に当たります。僕はこの資料を譜面として扱っているので、また同じ曲のコピーがあった時とかにこれを元に感覚を取り戻したりしてます。曲を書いておくだけで整理しやすくなりますので、とても便利です。
②について
曲の展開の順番です。これを見ながら曲をコピーしていくので、その時の目印に番号を振っておくととても便利です。
③について
ここからが僕がご紹介したかった内容になります。この数字は小節数です。Aメロが何小節まであるのか、サビは何小節あるのか、という目印になります。ドラマーは基本的に数を数えることが大事だと思っているので、その数を目で見えるようにして、より数えやすくする効果があります。最初の頃はもっとわかりやすく数字の上に1,2,3,4,,,と小節数を細かくしたものを書くのも良いかもしれません。
④について
曲の展開についてです。AメロとかBメロとか、サビとか。この展開を書いておくことにより、どのタイミングでブレイクがくるんだろうとか、キメが入る場所だったりがとてもわかりやすくなります。
⑤について
フィルイン、おかずについてです。僕はコピーする時、いかに早く、いかに正確に記載できるかに重点を置いているので、曲を聴きながら書くとなると日本語で「タカタカタカ」とか「ドンドドドン」とかって書いた方がスピーディに、しかも正確にかけるのでおすすめです。あ、僕周りに人がいる時、恥ずかしくてコレ書けなかったんですけど、ある日、電車の中で新曲を3曲くらい30分でコピーしなきゃいけない状況があって、その時に必死になってやっていたら気づいたら慣れました。慣れって恐ろしい。
コピーする時に大事なこと
僕はコピーする時、3〜5までの手順を、曲を3回聴く中で行います。まず曲を流して1順目に小節数を書いて、2順目に小節数を元に展開を書いて、3順目にフィルインを書いていく。こんな流れです。
時間がない時はこの手順でコピーすることによって、多くの曲数をコピーすることができます。最初はやっぱり必死にやってたので結構汚く書いてたし、もっと時間がかかってました。これを見ている人の中でも、そんなのできないよと思う方がいるかもしれないので、そんな方は、最初の頃は曲を聴いてドラムの音を聴き取れるようにするトレーニングを意識的にした方が良いかもしれません。
僕は曲を聴いていても無意識にドラムの音を探して、耳が勝手にコピーしてるって時があるくらい、そのトレーニングをしてました。実際、学生時代に150曲コピーできたのも、時間があればひたすら曲を聴くってことをしていたからだと思っています。音楽が好きならこれくらいは当然だと思っているので、もしできないって人がいたら、好きな曲を聴いて、ドラムの音に耳を傾けてみるトレーニングをすると良いと思います。
まとめ
今回僕がお伝えしたかったのはこちらです。
コピーする時に大事なのは、「曲の小節数と曲の展開とフィルインを書き出すこと」です。この三つを見えるものに書き記すことでコピーする能力は格段に上がると思います。そのための書き方についてはこんな感じです。よかったら参考にしてみてください。
初心者ドラマーにとって耳コピは死活問題だと思っているので、多くのバンドマンや学生さんに届けばいいなぁと思っています。ブログにもお問い合わせのページを設けていますが、ツイッターに匿名の質問箱を設置しましたので、よかったらそちらからもご質問ください。
良かったらどうぞ〜
https://t.co/tuPNvNd2f0 #マシュマロを投げ合おう— shota (@shota_drums_) September 15, 2019
それでは。